5月27日(日) ツタ(ナツヅタ)

180527tuta1
これがツタ(ナツヅタ)でいいのか、かなり及び腰の掲載です。
葉柄を残して葉身だけ先に散るというツタの生態に気づいたのは4年前でした。以来、そんな時間差離脱タイプの木に入れ込んだ大きなきっかけです。
それほど自分にとっては意義深いツタなのに、その元々が3出小葉タイプだったという証拠写真が撮れないでいました。大きく3裂するその葉の付け根までしっかり分かれている若葉が見たいのに、探しても探しても会えませんでした。
それはどうやら街の塀を這うツタを見ていたからのようです。園芸的に育成されたものは、昔日の野生が薄れているのだろうと思い至りました。なので山に入ってみたら、しっかり付け根まで分かれている葉がありました。
180527tuta2
別の山で先月見つけたものも、これ、このとおりです。
ただ、冒頭に及び腰と書いたのは、これらがツタでいいのか不安だからです。2枚目の写真など、自分で撮るときは「ツタウルシか?」と思ったりしたものです。
しかし、ツタウルシならもう少し側脈が直線的で、しかも小葉にもはっきり柄があるはずなのです。ほかにも紛らわしいものがないか、かなり真剣に探した結果、消去法的ではあっても、これはツタなのだと思えてきました。
いずれ、これに実がついたり、真っ赤になって落葉することを確かめることができれば、そのときこそ心置きなく「ヤッター!」と独りごつことにしておきます。

過去のきょう 2017 タカノツメ  2016 ハゼノキ  2015 リンボク  2014 アルブカ・スピラリス 'フリズルシズル'  2013 ハグマノキ  2012 ムシトリナデシコ  2011 ギンラン  2010 ワニグチソウ  2009 テマリカンボク  2008 オヤブジラミ  2007 ヤグルマソウ  2006 クサイチゴ  2005 ツリバナ  2004 クリ

| | コメント (0)

5月26日(土) ヒナゲシ(ポピー)とシャーレーポピー

180526hinagesi
つい先日の新聞(地方版)に「秩父高原牧場でポピーが見ごろ」という記事が出まして、グサッ! 先月、アイスランドポピーを載せたとき、ふつうのポピーはすいぶん昔、冴えなくて小さな写真を蔵の方に入れたままだったことに気づいたのです。
「ヨーシ、秩父に行くか」と下調べを始めたら、そこに咲いているのはシャーレーポピーだとわかりました。知らない名前です。ポピーの園芸品種だそうで、ポピーではあってもポピーではないものを、わざわざ秩父まで…、意欲は萎みました。
で、1,500万本が乱れ咲く「天空のポピー」の代わりに、近場で「ちゃんとしたふつうの」ポピーを撮影(↑)です。たまたま真っ赤な一重でした。もちろん、昔の写真にあるとおり、オレンジや黄色や白もあるし、軽い八重咲きもあるようです。
180526s_popy
そしてこちらが問題の(笑)シャーレーポピーです。南欧で作出されたもので、件の牧場に限らず、いまやポピーと言えばこれ!という勢いです。
こちらも一重・八重ありの各色・覆輪咲きまでありで、「ふつう」との区別は「ちょっと派手かなぁ」くらいです。いまのところ、植えた人が添えてくれた名札が頼りという情けない状況で、なにか決定的見分けポイントがないか、学習中です。

過去のきょう 2017 ウワバミソウ  2016 カワラサイコ  2015 ウサギノオ(ラグラス)  2014 シナユリノキ  2013 オヤブジラミ  2012 ヤブデマリ  2011 アカマツ  2010 ギョリュウ  2009 マユミ  2008 イワカガミ  2007 ネメシア  2006 ワジュロ  2005 スイカズラ  2004 キョウチクトウ

| | コメント (0)

5月25日(金) ヤマウコギ

180525yamaukogi1
最初にウコギを取り上げたときはいろいろ種類があるとは知りませんでした。それから少しずつ知恵がつき、どうも単なる「ウコギ」というものはないようで、ふつうにウコギというとき、それはヒメウコギのことが多いらしいと気づいてきました。
厄介なのはヤマウコギも単にウコギと称する人がいるらしいことで、つまりは「ウコギ」はヒメウコギとヤマウコギの別名と考えておくのがよさそうなのです。
で、これがそのヤマウコギだろうと思える木です。花柄が葉柄よりも短いというのがヤマウコギの一大特徴なので、そこを頼りにしてみました。
180525yamaukogi2
花が黄緑色というのはヤマウコギとオカウコギの特徴で、ヒメウコギはこれが白とされています。では黄緑のヤマとオカのうちこれをヤマとした根拠は?と言えば、目を1枚目写真に戻して鋸歯を見ます。オカは葉の先側の鋸歯が鋭いのに対し、ヤマはそれが目立たないそうで、まさしくこの木はヤマのようなのです。
ただ、気になる点もなきにしもあらずで、ヤマなら5枚の小葉が同じ大きさなのに対し、どうも頂点の葉が少しだけ大きいのです。
こういうときに使う便利言葉が「暫定」で、今後、ほかのウコギ類を見ることができてくれば、おいおいと区別もはっきりしてくることでしょう。
180525yamaukogi3
とりあえず今回は若葉があまりに食欲を誘ってくれたので、遠慮なくムシャムシャとやってみました。で、ここに「おいしかった!」と書くつもりだったのに、思惑はかなりのハズレでした。ジワーーーとくるほろ苦さ…、なかなかに通のお味でございます。

過去のきょう 2017 キウイフルーツ  2016 アジサイ(エンドレスサマー)  2015 ウリハダカエデ(雌株)  2014 クマザサ  2013 シキザキアカシア  2012 アスパラガス  2011 エビネ  2010 ミツバウツギ  2009 ヒトリシズカ  2008 キハダ  2007 オオムラサキツユクサ  2006 ムラサキツユクサ  2005 センダン  2004 ハコネウツギ

| | コメント (0)

5月24日(木) ヤシャゼンマイ

Yasyazenmai0422
Yasyazenmai0517
上が4月22日、下が5月17日、それぞれまったく別の場所で撮りました。撮影環境が大きく異ったので写真の感じはだいぶ違っても、被写体のコンディションからは1カ月の時間差がそれほど感じられないところがポイントです。
つまり、この姿を安定して楽しめるということは、山から持ち帰る不心得者も出やすいわけで、どうにかして自然に留め置きたい美しいシダです。名前についたヤシャは夜叉(仏法の守護神の一)のことでしょうに、我と我が身を守る力はありません。
水辺が好きで、ふつうのゼンマイよりも葉が細身なのは流れが氾濫したときに水圧をかわすためと考えられています。ところが水辺を離れても暮らせる強さがあって、そのために野辺から消えて鉢植えにされる運命につながります。
きれいとか強いとか、人間だったらうらやましがられるであろう美徳も、草木にとっては逆に作用する不利な条件だなんて、考えたくはないことです。

過去のきょう 2017 カキツバタ(斑入り)  2016 アスパラガス  2015 ヤブヘビイチゴ  2014 クロジクアジサイ  2013 フランスギク  2012 カジイチゴ  2011 ノイバラ  2010 コウモリカズラ  2009 オトメユリ  2008 ネズミムギ  2007 ブラシノキ  2006 トキワツユクサ  2005 カルミア  2004 センダン

| | コメント (0)

5月23日(水) モミ

180523momi
モミの花ってこんなに盛大に咲く(?)んだなあ…と軽く感動しながらも、視線は落ち着かずにアチコチと動き回ります。雌花はどこじゃ? 雌花がない!
雄花ばっかり、こんなにブラブラしたって、相方がいなきゃどうすんだよ、とブツクサ言いながら、この日は少なくても10本以上のモミを見て回りました。なのに、捜し物は一つとして目の前に現れないのです。
モミの雌花、けっこう大きく(雄花の3~4倍)て、色も派手(薄紫)で、枝先に上向きにつくはずなのです。どんな節穴でも見落とすことはないでしょうに、なんなんだ、ここのモミどもは! 考えられるのは雌雄のズレでしょうし、もう一つ、「モミの雌花は毎年はつかない」という情報も気になります。根気の勝負でしょうか。

過去のきょう 2017 ハンノウツツジとコアジサイ  2016 ハリグワ  2015 ハンショウヅル  2014 キンポウゲとウマノアシガタ(キンポウゲ)  2013 ツリガネカズラ  2012 スズメノエンドウ  2011 コウシンバラ  2010 シュロ(ワジュロ)  2009 キングサリ  2008 ユキザサ  2007 コマツヨイグサ  2006 ジャガイモ  2005 オランダカイウ(カラー)  2004 トキワツユクサ

| | コメント (0)

«5月22日(火) ミカワバイケイソウ